(感想・批評)
良くも悪くも、非常にオーソドックスな内容のRPG。
主人公たちの歩くスピードが速く、障害物も自動で避けてくれるので、快適に移動を行うことができる。ただ、障害物に関しては、自分の意思に関係なく、勝手に避けてしまうので、慣れるまでは、少し操作しにくいかもしれない。
フィールドでは、立ち止まっていても、敵と遭遇してしまう。この点はちょっと厄介だが、そう目くじらを立てるほどのことでもない。むしろ、レベル上げの際、無駄に歩き回る必要がないので、助かるくらいである。
解放した土地では一切敵が出てこなくなるのは、ありがたいし、達成感も与えてくれる。
戦闘システムは、ストレスを感じないように、うまく作られており、スムーズなバトルが展開できる。
シナリオは、いたって平凡である。けなすような要素はないが、かといって、褒めるような要素もない。
キャラクターの造形も、実に平凡。しかし、そんな平凡なキャラが、時にコミカルな一面を見せてくれる。これには、思わず笑みがこぼれてしまう。
初心者向けのサクサクモードでは、いつでもセーブができる。これは大変便利。
グラフィックは、なにやらベタベタした雰囲気を漂わせていて、あまり見栄えが良くない。
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